広報担当の大村です。10月12日(水)に、「マンスリー支援者のつどい・現地駐在員による活動報告(南スーダン)」を開催しました。これは普段、JVCマンスリー募金を通じてJVCの活動を支えてくださっている方を対象に開催したもので、当日は約20人の方にご参加いただくことができました。
JVC会員の方とは会員総会などで直接お話する機会があるものの、マンスリーサポーターの方とはなかなか直接お話しする機会がなく、常々、「直接お話する場を設けたい」と思っており、この度の実施となりました。スタッフ一同楽しみにしていたイベントです。
当日のメインは、スーダンから一時帰国中の事業代表、今井が9月に行った南スーダン緊急支援報告。この緊急支援は特に、普段、皆さんからご支援いただいている民間資金だからこそ入国し行えた支援でもあるため、御礼を兼ねて詳細をご報告させていただきました。民間資金は、政府系資金等と違って使途や渡航の制限がないため、"非"政府組織であるNGOとしては本当にありがたい資金です。もちろん、安全管理や情報収集は徹底して行った上での渡航、活動になりますが、制限されることなく自分たちが必要だと思う場所に入って必要な支援を行えることは、私たちにとって大変重要なことです。
特に南スーダン政府は海外に国内の状況を知られることを極度に嫌い、報道関係者に対する弾圧を行っています。戦闘行為を伝えようとする報道関係者は、政府により拘束・投獄されることが常態化しており、報道関係者を収容するための専用の収容所まであるそうです。また、外国人が街中で写真を撮ることも禁止されており、市民の密告で外国人が捕まることも日常茶飯事。このような状況の中、自ら現地に入って支援を行うだけでなく、聞きとりなどで得た情報を世に伝えることも、大きなミッションであると感じています。(事実、今井の一時帰国中には大変沢山の報道関係者の方にご取材いただき、また日本各地での講演会にお招きいただきました。
今井の報告のあとは、事務局長の長谷部から、改めてJVCの歴史やポリシー、今後の目標などをお話させていただきました。
そして今回、スタッフが楽しみにしていたのがマンスリーサポーターの皆さんとの「交流」。講演、質疑応答のあとは、JVC東京事務所にてささやかな懇親会を開催しました。
参加者の方からは「平日の昼間だから参加しやすかった」「自分の寄付が少しでも役に立っていることを知れて良かった」「民間資金の貴重さを知った。信頼しているから、自由に使って欲しい。今後も応援していく」という嬉しいお言葉をたくさんいただきました。
今回は東京でのJVCマンスリー募金サポーター限定のイベントでしたが、今後はこれを地方でも開催していきたいと計画しております。また、JVC会員限定のイベントも企画中ですので、どうぞお楽しみに!
今回ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。直接お話しできて本当に嬉しく、大変有意義な時間となりました。
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月500円から始められる定期募金です。
■今井の南スーダン緊急支援報告はこちらから。
■支援者のつどい第二回@大阪の様子はこちらから
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今、日本全国で約2,000人の方がマンスリー募金でご協力くださっています。月500円からの支援に、ぜひご参加ください。
郵便局に備え付けの振込用紙をご利用ください。
口座番号: 00190-9-27495
加入者名: JVC東京事務所
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