\n"; ?> JVC - アフガニスタン市民の声を政策に。 - 東京事務所スタッフ日記

アフガニスタン市民の声を政策に。

事務局長 清水 俊弘
2010年10月 7日 更新

 先月、JVCアフガニスタン事務所のスタッフを2名迎えたばかりですが、今月もまたアフガニスタンからゲストを迎えています。
 今回来日したのは、アフガニスタンの地元NGOの協議体ANCBの副議長を務めてらっしゃるサイード・ラヒーム・サターさんと、国内外のNGO全体の協議体ACBARの代表であるローラン・セヤールさんです。5日ほどの短い滞在ですが、外務省の関係部署や国会議員らとの意見交換を精力的にこなしています。

ゲスト2人ゲスト2人

国会議員会館にて国会議員会館にて

 上の写真は、本日午後、衆議院第一議員会館の会議室で行われた超党派の議員の呼びかけによる「アフガニスタン問題に関する議員勉強会」の様子です。昼時にも関わらず、各党から20名の国会議員が出席しました。(左はローラン氏、右がサター氏。)

 サターさんは、多国籍軍の軍事力に頼るアフガニスタン政府に対する市民の不満や、国際援助に絡む汚職や偏りなどの問題に言及し、「もっと透明性のある援助の仕組みが必要だ」と訴えました。また、ローランさんも「お金が足りないのではなく、適切に管理されないことが問題だ」とアフガン政府のことだけではなく、援助をする側の姿勢にも厳しいコメントを突きつけ、「いくら出すかではなく、どう使われるべきかという議論に時間をかけて
欲しい」と注文をつけました。

 今回の企画は、いかにアフガニスタンの市民社会に届く支援構造を確立することができるかという構想の中で行われているものです。
 日本政府は5年間で約50億ドル(約4500億円)のアフガニスタン支援を表明しています。政府対政府のチャンネルだけではなく、政府から現地の市民団体に直に拠出する仕組みができるか、今後も関係機関との協議を続けていくことになります。

 尚、今回の招聘はお茶ノ水女子大学の協力のもと、JVC、難民を助ける会、ピースウィンズジャパンの3団体の共同招聘事業として行われています。

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