\n"; ?> JVC - 5月の支援報告 - 在タイ・ビルマ人支援最新情報

FED(Foundation of Education and Development)の医療チームで働くオンヂーです。JVCによる南タイのビルマ人労働者への医療支援が開始されて2ヶ月目に入りました。5月の医療支援活動の報告をいたします。

 22歳のAさんは、パンガー県に来て一年が経ちます。この1年間、Aさんは建設現場で働いてきましたが、働いても給与を支払ってもらえないことがほとんどだったと言います。5月13日、コークロイ地区のゴム農園で働いていたときAさんはバイク事故にあい左足を骨折しました。

脚に怪我を負ったAさん脚に怪我を負ったAさん

 Aさんはすぐに病院に行きましたが、治療費が払えず治療を受けられませんでした。その結果、傷口から感染症を発症してしまいました。Aさんの友人は消毒をするといった簡単な治療を施してくれましたが、その友人も日中は働いているため治療に専念できません。最終的にFEDはAさんをFEDのテンポラリーシェルターに移送して、継続的な治療を受けてもらうことにしました。JVCからの支援は、テンポラリーシェルターでの治療費に充てられています。

 45歳のDさんはタイとミャンマーの国境の近くの建設現場で10年間ほど働いています。彼女は、6ヶ月前に別の場所に移って働き出しましたが、仕事を紹介してくれた男性に給料のほとんどが取られてしまいました。彼女は、パンガー県に移りFEDのテンポラリーシェルターに3ヶ月ほど滞在しています。
 Dさんはパッカーラン地区で建設現場での新しい職(一日180バーツ=約500円)を見つけました。2ヶ月が経った頃、Dさんは生理不順による失血に苦しみ検査をしに病院に行きました。医師は失血を補うためにすぐに輸血が必要なことをDさんに伝えました。

入院して治療に当たるDさん入院して治療に当たるDさん

 こうした症状をもつビルマ人労働者の女性は少なくありません。仕事が見つからなかったり、仕事が見つかったとしても適切な給与支払いをしてもらえないストレスが原因と考えられます。今回のDさんのケースでは、輸血に必要な治療代をJVCの緊急医療支援から賄いました。