こんにちは! パレスチナ事業・東京担当の並木です。
普段は東京でのパレスチナ事業サポートを担当している私、先日パレスチナの現地事業を見に、エルサレムへ初出張いたしました! その時のお話を、私からも少しずつ書き綴っていきたいと思います。
さて、パレスチナ事業では以前、ガザの子どもたちへの栄養強化ミルクとビスケットの配給事業を行っていました。
その時、お菓子を共同開発してくれたのがパレスチナのお菓子会社「シノクロット」。事業が終わった後も、シノクロット社は独自に栄養強化ビスケットを開発し、「Kanz(カンツ)」と名付けて販売しています。
さて、どうしてもそのカンツを出張中に買って日本に持って帰りたくて、小さなお店を覗き回って探していた私。訪ねた先々のお店で訊きました。
並木:「すみません、シノクロット社の"カンツ"ってビスケットあります?」
店主:「シノクロット? "アリババ"ならあるけど...」
「アリババ」はシノクロット社が売り出している大人気のチョコレート菓子。 しかし、アリババは今日本に持って帰ると暑くて溶けちゃうんですよね...。うーん、どうしようかな。やっぱりもうちょっと探してみよう。
しかし4軒ハシゴしても見つからない、シノクロットのカンツ。そ、そんなにレアなのかしら、と一抹の不安が湧いてきて、4軒目のお店のおじさんに訊きました。
並木:「なんかさ、チョコレート以外のパレスチナ産のお菓子って無いの? ウエハースとか...」
おじさん:「あるさ!! ほらこれだよ!」
と、レジのおじさんが自信満々に取り出した青い箱。おぉ、あるのか!と裏返して箱を見ると...
「Made in Turkey」(トルコ産)
並木:「トルコじゃん!!!! しかもチョコレート菓子だし!」
店主:「あ、そうなの? 知らなかった〜」
思わず突っ込んでしまいましたが、レジのおじさんは呑気な一言。
こんなに呑気で商売大丈夫なのかしらと思いつつ、「次回こそカンツを!」と心に誓いながら、結局アリババを3箱大人買いして帰路についた私でした。
なお、アリババは今後のパレスチナ関連イベントに登場しますので、気になる方は是非イベントへお越しくださいませ。溶けないように冷やしてお待ちしております!
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