ラオス事業では、農村の人たちが、暮らしの基盤となる森林や河川などの自然資源を主体的に管理したり利用できるように支援することを主眼とした、新しい3年間のプロジェクトを3月に開始します。これを前に、いま、活動する村の選定が進んでいます。
新しい活動地は私たちがどこでも自由に選べるというわけではなく、一つひとつの村について、村人だけでなく、行政側と話し合って許可を得なければなりません。だからこそなおさら、少しでも私たちの活動の趣旨に叶った村を選ぶため、十分な情報収集とその分析を慎重に行わなければなりません。
まずは県や郡の担当者にこちらの問題意識を共有し、おおよその地域を絞り込みます。その地域の衛星写真で地形や土地利用について穴の開くほど観察して分析し、同時にスタッフがそれらの村を回って村長などのインタビューも行って情報を集めていきます。
住民のほんとうのニーズに応えた事業を目指す。そのためには行政や村長から得られる情報だけでなく、広くは国の人口センサスから、最後は一人ひとりのスタッフが実際に村を歩いて見た景色、何げない村人との会話なども参考に、関係者みんなが時間をかけて議論し、より適切な村を選ぶことから始まります。
プロジェクトの詳細はこちらをご覧ください。
ラオスでの活動
ラオスは、国土の多くが美しい森におおわれた、東南アジアの内陸国です。いまも人口の大半が水田や焼畑農業を営んで暮らしています。キノコやタケノコ、野菜・果物やさまざまな小動物といった食料、薪などの燃料、染料、薬から建材まで、生活に必要な物資の...
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