クーラーも冷蔵庫もない暮らし
私たちが活動しているコンポンクデイ事務所には、クーラーはもちろんですが冷蔵庫もありません。冷たい食べ物や飲み物を常備することはできず、扇風機の風を浴びて暑さをしのいでいます。よく停電になるのですが、そのような時は扇風機も止まってしまい、ひたすら我慢するしかありません。夜、自分の部屋にいるときに停電した場合は、部屋に熱気がこもって耐えることのできない暑さになるので、夜風を浴びながら星をぼーっと見て電気が戻るのを待つなんてこともよくあります。
私たちの大好きなものとは・・・
日頃から気候が暑く、汗をだらだら流しながら活動している私たちにとって「癒し」とも「救い」とも呼べるものがあります。それは、「かき氷」です!コンポンクデイには、よくコンビニにあるような袋に入ったアイスは売っていません。(バイクに乗ったアイス売りの方はたまに通りますが。)アイスはないけれど、かき氷があるのです!かき氷は、市場をはじめ、村でも家の前で売っている方をよく見かけます。
かき氷屋さん紹介
私たちの事務所の斜め前には小学生~高校生が通う塾があり、そこでかき氷を売っています。午後暑い時間になると、「暑い・・。かき氷食べる人~!」とスタッフのテロアットが事務所でみんなに声かけをし始めることが多いです。そして、歩いて30秒ほどのかき氷売り場へと向かいます。
具材は何を入れるか、氷をいくら分入れるかを伝えます。具材は4種類あるのですが、何種類選んでも値段は同じです。
最後にジャックフルーツのシロップと練乳をかけてくれます。この2つをたっぷりかけると氷がすぐにとけてしまうので、私は「少しにしてね」と言っていますが、カンボジア人スタッフはシロップと練乳によって溶かして食べるのが好きなようです。
そして、お会計。こんなにたくさん具材を選べて、コップ一杯ほどの大きさで、なんと1000リエル(約30円)です。日本のお祭りなどでは400円でシロップしかかかっていないことを考えると、とっても豪華!近さとおいしさと値段の安さのため、特に暑かった4月は毎日のように通ってかき氷を食べていました。