今日は、コンポンクデイ市場で売られている朝ご飯を紹介したいと思います!普段は、昼と夜はオフィスにてスタッフと食事をしていますが、朝は各自になっているので、私は市場に行って地元の方々に紛れてご飯を食べることが多いのです。ご飯の種類だけではなく、市場で生まれる交流もお伝えしていきたいと思います。
カンボジアの定番朝ご飯
①ボボー。日本でいうおかゆ(汁多め)で、お肉をのせて食べます。やさしい味がします。熱々なので、これを食べると朝から汗が止まらなくなります。
②クイティウ。米麺に、お肉・もやし・ネギなどをのせて食べます。ライムを絞ってもおいしいです。お腹に溜まりますが、さっぱりと食べられます。
③バーイサイッチルーク。豚肉のせご飯です。この料理には、野菜とスープも付いてくるので、ボリューム満点です。食べているのは男性が多いです。私は、朝からとてもお腹がすいているとき、今日は力が必要だと思うときにこの料理を食べています。
④ヌンバンチョック。魚のスープかけそうめんです。もちもちの米麺にたくさんの野菜をのせ、そこにスープをかけて食べます。さっぱりとしているので、朝はがっつり食べたくない・・というときにおすすめです。また、お祝いごとの際にもよく食べています。
カスタマイズができる!
これは、朝ご飯に限らないかもしれませんが、注文の際に自分で食べる分量を決めることができます。何も言わなければ決まった一定量が出されるのですが、「○○リエル(カンボジアの通貨)分ください」と言うと、その分に調節してくれます。また、味付けも自分ですることができます。調味料セット(しょうゆ、魚醤、チリソース、唐辛子、ライム、砂糖など)が置いてあるので、自分で好きなだけ使って良いのです。見ていると、「元々の料理の味がしなくなるだろう」ってくらいの量のチリソースをかけたり、刻んだ唐辛子をそのままのせたりする人が多いです。
こんなものも食べられます
コンポンクデイ市場での定番朝ご飯は、先ほど紹介した4つだと思いますが(私の日々の観察によるものなので、根拠は特にないです。)、その他にも朝ご飯として食べているものがあります。
①ヌンパウ。肉まんです。日本の肉まんよりも皮が分厚く硬めで、食べ応えがあります。朝早くに車で移動しなければならないときは、この肉まんを買って車内で朝食、というときもあります。
②ヌンパン。いわゆる、フランスパンが大量に売られています。一度にビニール袋いっぱいに買っていく人もいます。スタッフのポクの家ではパンに砂糖をつけて食べていたので驚きました。オフィスには冷蔵庫がなく、ジャムやバターなどもないため、私はあまりパンを食べていません。
③果物。カンボジア人ではあまりいないかもしれませんが、私は暑さのためか食欲のない朝もあるので、そのような時には果物を食べることもあります。市場には時期ごとに違った果物が種類豊富に並んでいるので、どれにしようか悩みます。
市場での交流
ここ、コンポンクデイには、外国人はほとんどいません。ですので、カンボジア人同士で「あの子は中国人か?」「いや、日本人だろう・・」「ここで何しているのかな」などと話しているのが聞こえてくることがよくあります。直接話しかけてくれる人もいて、そのあと私の分の料金も払ってくれた、なんてこともありました。よく行くお店のおばさんには「しばらく見なかったけどどこに行ってたの~?」と聞かれたり、「カンボジア語の発音が良くなったじゃない」と言われたり、ご近所付き合いのような感覚でお話ししています。また、ご飯を食べると「来てくれてどうもありがとうね!!」と明るく言ってきてくれる方が多いので、こちらも明るい気持ちになります。カンボジアに来る機会があれば、ぜひ市場ご飯をお試しください!