スタッフのお宅訪問シリーズ第3弾は、環境教育スタッフのソテットのお家です。彼女の実家はコンポントム州にありますが、旦那さんがシェムリアップ州を拠点にして仕事をしているため、市内にアパートを借りています。「週末暇だったら遊びにおいでよ~」と誘ってくれたので、シェムリアップ市内のアパートにおじゃましてきました。
JVCのお母さん、ソテット
ソテットは生まれて1年に満たない娘をもつお母さんです。普段はコンポンクデイ事務所に寝泊まりをして仕事をしており、旦那さんもシェムリアップ市内で仕事をしているため、コンポントムに住んでいるソテットのお母さんが娘さんのお世話をしてくれているそうです。そのため、時間のある休日には、コンポントムに帰って娘さんに会いに行ったり、シェムリアップ市内の旦那さんが暮らしているアパートに行ったり、と忙しくしています。そんな忙しいなかでも仕事はもちろんきっちりとこなしていますし、インターンの私のことも気にかけてくれて、「わからないことがあったら言ってね。協力するよ。」と声をかけてくれたり、「ご飯作ったから食べてね」と言ってくれたりするので、私もたくさん頼らせてもらっていて、JVCの中で私にとってお母さんのような存在だなあ、と感じます。
シェムリアップのアパートって?
ソテットのお家は、シェムリアップで最もカンボジア人で賑わうルー市場の近くにありました。建物は2階建ての横長の造りで赤色のおしゃれな外観、周りには木が植わっていて、シェムリアップ市内にありつつも静かでした。部屋は一部屋で、置いてあるものはベッドと扇風機とクローゼットくらいでした。奥には小さなキッチンとトイレ・シャワールームがありました。ここは実家ではないので、物も少なく、スペースも小さな部屋でしたが、地方から市内の方に働きに来る人の多くはこういう所に住んでいるのかな、と思いました。
自分たちの家を建てたい
ソテットは今、コンポンクデイ事務所・コンポントムの実家・シェムリアップのアパートを行ったり来たりしていますが、将来はお金を貯めて土地を買って自分たちの家を建てたいと話していました。カンボジアでは、家を建てたあとには近所の方々や関係者を呼んで、住居建築式を盛大に行います。それほど、カンボジア人にとっては自分の家を建てるということは喜ばしく、また重要なことなのだと思います。将来ソテットが家を建てたら、そのときにはまたカンボジアに遊びに来たいです!