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村人物語

ゴレーク村の仲良し姉妹、ヘナとネダ ー村人物語【1】

2015年度アフガニスタン事業インターン 竹村 謙一
2015年8月12日 更新

ヘナ(写真左)とネダ(写真右)は大家族。お父さんには奥さんが二人いて、子供が10人います。両親は二人が学校に行くことをすすめました。ヘナは12才、ネダは11才です。二人とも学校の成績はとても優秀です。二人は仲良し、学校では助け合い、家ではお母さんの手伝いをよくします。

ヘナには家より学校が大切です。家に閉じこもっていたら何も学べないけど、学校ではたくさんのことが学べるから。夢は助産師になること。アフガニスタンでは、お金がなくて薬が買えない人、治療が受けられない人がたくさんいます。彼女はそうした人たちを助けたいと思っています。

ネダは学校に行って毎朝友達と遊ぶのがとても楽しみです。彼女は絵を描くのも柔道をするのも大好きです。でもお母さんといっしょに市場に行くと、家で燃やすためにプラスチックや紙くずを集めている子供たちを見て、とても悲しくなります。子供たちは、学校に行かずに朝から晩まで通りを歩いてごみ拾いをしています。空き缶や鉄くずを回収業者に売るためです。ネダの夢は学校の先生になること、そして女の子たちにいろいろなことを教えることです。だって、人は教育がなければ、実がつかない果物の木のようになってしまうから。