チケット1枚の国際協力

指揮者・ソリスト紹介

2018年公演の指揮者・ソリストの情報です。

指揮:ヨス・ファン・フェルトホーフェン

ヨス・ファン・フェルトホーフェンは、ユトレヒト大学で音楽学を、ハーグ王立音楽院で合唱とオーケストラ指揮を学んだ。1983年、オランダ・バッハ協会の指揮者、芸術監督に就任。以来、数十年にわたり、文字通り何百もの彼の演奏は、オランダや海外で大きな感銘を与えてきた。彼の指揮のもと、オランダ・バッハ協会は、バッハの偉大な作品を演奏した印象的なCDシリーズを発売し、ヨーロッパ、アメリカ、日本でコンサートツアーを行った。

彼はまた古楽の分野での“新しい”レパートリーを生み出すことで注目を集めている。 テレマンやグラウンのオラトリオ、ガストルディの『聖母マリアの夕べの祈り』、バッハの『マタイ受難曲』、『ケーテン侯のための葬送音楽』、さらに17世紀のあまり知られていない音楽対話劇の数々である。また、マッテゾン、カイザー、ボノンチーニ、レグレンティ、コンティ、スカルラッティなどの作曲家によるバロック様式のオペラの再初演を数多く行った。オランダ室内合唱団、オランダ放送合唱団、フランダース放送合唱団、ボン・ベートーベン管弦楽団、ロベルト・シューマン管弦楽団、エッセン・フィルハーモニー管弦楽団などに客演している。

2001年から2010年まで、彼は、ボンとエッセンのオペラハウスで、演出家ディートリヒ・ヒルスドルフとともに、ヘンデル・オラトリオの連続公演を行った。現在、アムステルダム音楽院とハーグ王立音楽院の合唱指揮の教授を務める。 2007年、古楽における画期的な業績により、オランダ獅子騎士団より騎士の称号を授与された。 

ソプラノ:マリアナ・ピメンタ

ポルトガルのマデイラ島生まれ。アベイロ大学で、声楽の学士号を取得。その後、バロック以前の古楽を専門とし、オランダのハーグ王立音楽院にて、最優秀の成績で修士号を取得した。

ソリストとして、イタリア、ドイツ、フランスの作曲家のオラトリオや、モーツァルト『レクイエム』、ベートーヴェン『交響曲第9番』に出演した。

オペラでは、ヘンデル『オットーネ』のテオファーネ役を、ビバルディ『ウティカのカトーネ』のアルバーチェ役を歌った。

ベルナルト・ハイティンク、グスターボ・ドゥダメル、ワレリー・ゲルギエフ、マルクス・シュテンツ、クリストフ・コワン、ニコラ・ルイゾッティ、ジグパルス・クラバ等の指揮者と共演し、ポルトガル、オランダ、ベルギー、イタリア、ドイツ、エクアドル等で公演した。

カウンターテノール:青木洋也

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ボーイ・ソプラノとして東京少年少女合唱隊時代より活躍。東京藝術大学大学院で古楽演奏、エリザベト音楽大学大学院で宗教音楽学を学び、在学中より定期的に渡欧して研鑽を積む。

宗教音楽を専門とし、J. S. バッハの『マタイ』、『ヨハネ』両受難曲や、カンタータの独唱をつとめる。バッハ・コレギウム・ジャパンの主要メンバーとして国内外の公演・録音に参加し、2012年ライプツィヒ・バッハ音楽祭、2015年ラ・フォルジュルネ・オ・ジャポンでの『マタイ受難曲』独唱で喝采を浴びた。

近年は、合唱指揮者としても活躍しており、音楽誌上で「隙のない音楽づくりと、そのナンバーにふさわしい情景描写の的確さ、声楽・器楽の見事なまとめ方は、彼の適応性とこれまでの経験の基盤がモノを言っている」と、絶賛された。

テノール:新井俊稀

男声ボーカルでは数少ない「耳に快い癒し声」を巧みに操る。オランダ・スヴェーリンク音楽院声楽専攻を卒業。オランダ・バッハ協会合唱団の専属合唱団としてヨーロッパ各地で演奏活動に参加。透き通るような歌声が各方面で話題になり、テレビやラジオ番組への出演、数多くのリサイタルやコンサートで活躍。宗教曲のソロ・福音史家、ドイツリートのみならず、ジャズ・歌謡曲・韓国歌曲・中国歌曲等と多ジャンルにわたる。第6回中国音楽国際コンクールにて最優秀賞・聴衆賞、第27回 日本ドイツ歌曲コンクール第2位入賞・聴衆者賞を受賞。

日本テレマン協会ソリスト、合唱指揮者。日本ドイツリート協会会員。バロック声楽をマックス・ファン・エグモンド、ハワード・クルック、指揮を延原武春、ジャズを古谷 充に師事。

バス:ベーレント・エイクハウト

バリトンのベーレントは、ハーグ王立音楽院で、声楽をフランス・フィゼルとゲルダ・ファン・ツェルムに師事し、エリー・アメリング、ヨハネッテ・ゾマー等のマスター・クラスも受講した。

『セビリアの理髪師』のフィガロ役、『フィガロの結婚』の伯爵役、『魔笛』のパパゲーノ役等のオペラに出演。さらにキエル・マイエリング作『Who’s afraid of Orfeo?』(2016)のジュップ役と、ジャン・ペーター・デ・グラーフ作の『All Rise!』(2016)のジーン役を創造的に演じた。

コンサートでは、バッハ『ロ短調ミサ』、両受難曲、『クリスマス・オラトリオ』、ハイドン『天地創造』と『四季』、ヘンデル『メサイア』、モーツアルト、ブラームス、フォーレ、デュリュフレの『レクイエム』等をベースまたはバリトンのソロを歌った。また、国際的に賞賛を得ているトン・コープマン、マーカス・クリード等の指揮者と共演した。

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