合唱指揮：青木洋也（あおき・ひろや）
東京生まれ。ヴァイオリンを学ぶ傍ら、ボーイ・ソプラノとして東京少年少女合唱隊時代より活躍。
東京藝術大学大学院で古楽演奏、エリザベト音楽大学大学院で宗教音楽学を学び、在学中より定期的に渡欧して研鑽を積む。宗教音楽を専門とし、J. S. バッハ『マタイ』『ヨハネ』の両受難曲や、多数のカンタータの独唱をつとめる。バッハ・コレギウム・ジャパンの主要メンバーとして国内外の公演・録音に参加し、2011年ブレーメン音楽祭、2012年ライプツィヒ・バッハ音楽祭および2015年ラ・フォルジュルネ・オ・ジャポンでの『マタイ受難曲』独唱で喝采を浴びた。
近年は、合唱指揮者としても活躍しており、音楽誌上で「隙のない音楽づくりと、そのナンバーにふさわしい情景描写の的確さ、声楽･器楽の見事なまとめ方は、彼の適応性とこれまでの経験の基盤がモノを言っている」など高く評価されている。
公式サイト：http://www.yuyaweb.net/hiro.ct/
合唱指揮：杉山範雄（すぎやま・のりお）
東京藝術大学音楽学部声楽家卒業。これまでに、バッハ『ヨハネ受難曲』、ヘンデル『メサイア』、モーツァルト『レクイエム』、ベートーベン『第九』等、小林研一郎、小泉ひろし、飯森範親等指導者のもとソリストを務める。合唱指揮者として、現在神奈川・東京を中心に13の合唱団を指導している。また、明治大学グリークラブ、桐朋学園大付属『子供のための音楽教室、中央区プリエールジュニアコーラス学生・児童の指導にも取り組んでいる。神奈川県合唱連盟理事。
合唱指揮：清水梢（しみず・こずえ）
東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。卒業時に同声会賞受賞。近年はバロック、古典、近現代作曲家の宗教曲ソリストとして活躍。その他、バッハ・コレギウム・ジャパン声楽メンバーとして国内外の公演やCD録音に参加。これまでに声楽を大島洋子、三山洋賜の各氏に、古楽声楽を鈴木美登里氏に師事。
合唱指揮：輿石まりあ（こしいし・まりあ）
東京藝術大学音楽学部声楽科を卒業し、現在同大学大学院音楽研究科声楽専攻(独唱)に在学。
これまでにベートーヴェン「交響曲第9番」、ペルゴレージ「聖母マリアの夕べの祈り」(日本初演)、メンデルスゾーン「エリアス」、モーツァルト「雀のミサ」やその他ミサ曲、バッハ「マニフィカト」や教会カンタータ等でアルトソロをつとめる他、オペラでは、モーツァルト「魔笛」童子Ⅲ、侍女III、「フィガロの結婚」花娘などを演じる。第27回日本ドイツ歌曲コンクールにて奨励賞(学生の部最高位)受賞。バッハ・コレギウム・ジャパン声楽メンバー。JVC合唱団、新都民合唱団、早稲田大・日本女子大学室内合唱団の各ヴォイストレーナー、東京スコラカントールムの練習指揮者を務める。
伴奏者：平山亜古（ひらやま・あこ）
武蔵野音楽大学ピアノ科、東京藝術大学古楽科チェンバロ専攻卒業、及び東京藝術大学大学院音楽研究科修了。
チェンバロを辰巳美納子，鈴木雅明，オルガンを早島万紀子，フォルテピアノを故小島芳子、室内楽を鈴木雅明、鈴木秀美、若松夏美、ピアノを宮津邦彦、ヤーノシュ・ツェグレディの各氏に師事。また藝大バッハ・カンタータクラブにおいて、小林道夫氏のもとに学ぶ。
第4回東京ソナーレピアノコンクール銀賞，卒業時に東京藝術大学・同声会賞受賞。同新人演奏会出演。これまでに，ロジェストヴィエンスキー，ゲルハルト・ボッセ，ヨス・ヴァン・ヴェルトホーヴェン指揮の公演や、名古屋フィル公演、藝大メサイア、軽井沢八月祭等に出演。
伴奏者：山縣万里（やまがた・まり）
東京藝術大学音楽学部楽理科を卒業後、同器楽科チェンバロ専攻へ進学、在学中に安宅賞、卒業時にアカンサス音楽賞を受賞。同大学院修士課程チェンバロ専攻修了。
様々なオーケストラ公演にチェンバロやオルガンの通奏低音奏者として参加するかたわら、ソロや小編成アンサンブルの演奏活動も積極的に行っている。チェンバロを廣澤麻美、鈴木雅明、家喜美子、大塚直哉、Christine Schornsheimの各氏、オルガンを荻野由美子、徳岡めぐみの各氏、ピアノを三嶋身耶子、進藤亜子、平井丈二郎の各氏に師事。
