こんにちは!カレンダー担当の伊藤圭です。
2020年のカレンダーを制作するにあたり、大きな議論を呼んでいる問題があります。それは、暦を5段にするか、6段にするかです。

JVC国際協力カレンダーは日曜日始まりです。金曜日や土曜日から1か月(1日)が始まると、30日や31日は日曜日や月曜日になり、暦は6段必要になるんです。それが年に2回か3回あるんですね。2019年だと3月と6月がそれにあたります。それ以外の月は5段で十分納まります。
5段だと1マスを大きくとれるので、書き込み欄を広く取ることができます。そのかわりに30日や31日は『23/30』のように1つの欄に両日書かれるので、ここだけは狭くなってしまいます。月齢もわかりにくいです。

逆に6段だと上に書いたようなことはないのですが、他の月は1行がまるまる空いてしまいます。その分だけ他の日の書込み欄は小さくなってしまうんですね。ただ、空いた1行には翌月の日にちが入りますので、翌月の予定を確認しやすいというメリットもあります。
じゃあ、5段の月と6段の月にすればいいんじゃない?という意見もあるのですが、カレンダーをめくるごとに暦の形が変わるというのでは、使用感が悪くなってしまいます。
実はJVCカレンダーは2018年までは6段でした。離れて見ると日にちが小さくて見えにくいという意見を受けて、2019年は5段に変更して、日にちを大きく、書込み欄を広くしました。

離れたところからでもよく見えるようになった!と思っていたのですが、昨年度に実施したアンケートでは、6段がいいという声がけっこうありました。
調べてみると一般的に販売しているカレンダーは圧倒的に5段が多いんですね。6段のカレンダーは少数派で、そのほとんどが写真や絵のない暦だけのタイプでした。JVCカレンダーのような写真付きで6段というのは、私が調べた限りでは見つけられませんでした。
それならば、ということで2020年のカレンダーはお客様の声を受けて6段表記に戻すことに決めました。
とはいえ、視認性は大事にしたいので、バランスの取れたデザインにしたいと思います。また、特に要望の多かった横1列に表記していた前月翌月も、一つの欄に6段で表記するようにします。

多くのご意見をいただきありがとうございました。今後もさらなる使いやすさを追求し、JVCカレンダーは改善を続けていきたいと思います。
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