国際協力コンサートは、JVCの事業を支援するために始まったコンサートで、年に一回、大阪・東京でそれぞれ公演しています。今年は大阪公演が20周年、東京公演が25周年と記念の年でした。また、実行委員長として設立当時から活躍してきたアイネス・バスカビルさんが、実行委員長として舞台に立つ最後の年でもありました。
このコンサートには3つの関わり方があります。一つ目は、コンサートを聴く。チケットをお買いあげいただき、公演を聴いていただくことが、JVCの活動を支えることにつながります。二つ目は、コンサートで歌う。このコンサートの東京公演では、その合唱団はすべてボランティアさんが担ってくれています。毎年春から毎週練習をして年末の本番公演に臨みます。三つ目は、当日ボランティアをする。JVCが一丸となって取り組むこのコンサートの運営を支えます。
私は歌を歌うのが好きで「歌うことで国際協力ができる!」というキャッチフレーズをHPでみてインターンをしながら歌声ボランティアをすることにしました。私自身、合唱は中学の頃からしていましたが、初めての「メサイア」だったので不安なところもありましたが、練習を重ね、メサイア経験者の方々からのアドバイスを聞いていくうちに不安は消えていきました。
スタッフの方々、インターン、ボランティアの方々、青木先生はじめ指導してくださった先生方、ソリスト、オーケストラ、団員、お客さん、どれひとつ欠けても成り立たないコンサート。みんなでひとつのものを作り上げるということが素晴らしいと思いました。
本番は、あまり緊張せず、一瞬一瞬を楽しむことができました。舞台に立てたからこそ味わえた感動、達成感は忘れません。しかし、一年かけて共に練習してきたメンバーと、一緒に舞台に立つことはもうないのだと思うとなんだか切なく、寂しい気持ちにもなりました。また、公演後の打ち上げも、共に舞台に立った仲間、指揮者、ソリストの方と交流が出来たので良かったです。
国際協力コンサートに団員として関わってきて、青木先生の指揮と「メサイア」のファンになりました。これからも、国際協力コンサートに何かしらの形で関わっていきたいと思いました。
来年度は、マノイ・カンプス氏の指揮で「メサイア」を歌います。歌をうたうのが好きな方は歌声ボランティアとして、身体を動かすのが好きな方は当日ボランティアとして・・・何かしてみたいと思っている方、自分なりの関わり方を探してみてください。
気になった方は、JVC国際協力コンサートHPをご覧ください。
https://www.ngo-jvc.com/concert/
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