25年にわたってJVCに関わり、10年間事務局長を務めた清水俊弘。タイ・カンボジア国境の難民キャンプやラオスをはじめとした現場、そして東京で活動してきました。
「草の根を声を直接聞いて、それを伝え行動する意味を様々な場で実感してきた。現場の活動と、それを元にした提言活動、そして関心の喚起。この3つを多くの協力者と進めてほしい」。
「顕在化した『現象』だけでなく、『構造』へのアプローチをあきらめないでほしい」。つまり、目の前の難民への支援をするだけでなく、難民が出てしまう社会構造を変えようと動くこと。JVCがずっと大事にしてきた姿勢は、これからも受けついでいきます。
これまでアフガニスタン事業を担い、6月から新事務局長に就任した長谷部貴俊からは、「いつでもチャレンジしていくJVCにしたい。『対テロ戦争』が起こり、また忘れ去られていく中で、そうしたことが繰り返されない社会を目指していきたい」と抱負が語られました。
トークの後の懇親会では清水が7月からマスターを務める山梨のカフェ「おちゃのじかん」のパンが大人気。ワインとも合うようで、写真を撮る間もなくお皿は空になっていました。
進行を務めてくださった黒田かをりさん、イベントに参加してくださった皆様、メッセージをお寄せくださった皆様、ありがとうございました。
新しいJVCを多くの方々と一緒に作っていきたいと思います。
●●Information●●
7月1日から清水は山梨県・穴山のオーガニックカフェ「おちゃのじかん」のマスターとして活躍してます。自然に囲まれて頂く国産小麦のパンがおいしいカフェです。ぜひお立ち寄りください。http://ocyanojikan.petit.cc
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口座番号: 00190-9-27495
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