広尾の「JICA地球ひろば」にて2月27日(日)まで、写真展「イラクの目撃者」を開催中です。
ここに展示されている約20点の作品は、全てイラク人の写真家によるものです。2003年のイラク戦争以来、激しい混乱の中を生きるイラクの人々。治安の悪化から数百万人もが国内外に逃れ、その多くが今も故郷に帰れずにいます。そんな社会をイラク人カメラマンたちはどう捉えたのでしょうか。
アハメッド・アブドゥラ氏が2008年にバグダードで撮影したのは、自宅を襲った爆弾の残骸を見せる男性でした。非武装の民間人の家庭が迫撃砲を受けることは珍しくありません。
そんな中でも子どもたちには何とかして教育を受けさせたい、と仮づくりの教室で授業をする先生たちもいます。アリ・ヤシーン・イルカディ氏が撮影した暗い教室での授業風景からは、草の根で立ち上がる人たちの強さが伝わります。
高い木に上りナツメヤシを収穫する男たちや、壁に落書きをして遊ぶ子どもたち。イラクの人たちが取り戻そうとしているのは、そんな当たり前の日常生活なのです。
現地写真家の視点を通して、破壊と再生が入り混じるイラクの今を「目撃」してください。
●開催情報●
開催日:2月27日(日)10:00〜18:00まで
会場:JICA地球ひろば 1階セミナールーム101
詳細はこちら
●写真展のほかにも・・・●
・JVCのイラクでの活動を支援
・イラク戦争の検証を求めるネットワーク
●おまけ●
会場のJICA地球ひろばには素敵なカフェが併設されています。食事を待つ間に楽しめるのが、モンゴルの羊の骨を使った占い。4つの骨の組み合わせで、34通りの結果が出るのです。早速イラク担当の原が振ってみたところ・・・?
結果はなんと34通りの中で最悪の「大凶」!!後は上昇するのみです!
(広報担当 ひろせ)
この活動への寄付を受け付けています!
今、日本全国で約2,000人の方がマンスリー募金でご協力くださっています。月500円からの支援に、ぜひご参加ください。
郵便局に備え付けの振込用紙をご利用ください。
口座番号: 00190-9-27495
加入者名: JVC東京事務所
※振込用紙の通信欄に、支援したい活動名や国名をお書きください(「カンボジアの支援」など)。
※手数料のご負担をお願いしております。
JVCは認定NPO法人です。ご寄付により控除を受けられます(1万円の募金で3,200円が還付されます)。所得税控除に加え、東京・神奈川の方は住民税の控除も。詳しくはこちらをご覧ください。
遺産/遺贈寄付も受け付けています。詳しくはこちらのページをご覧ください。