目黒区立第八中学校2年生の授業でお話する機会をいただきました。テーマは「戦争と子どもたち ~イラクから見えること~」。
2003年に始まったイラク戦争。世界保健機構(WHO)は、イラク戦争開戦後の3年間に攻撃などで死亡したイラクの民間人の数は約15万人以上と発表しています。その原因の一つとして挙げられるのが、「クラスター爆弾」。1つの親爆弾から数百個もの子爆弾が広範囲にばらまかれる爆弾です。不発弾が地雷のように残り、紛争後も民間人、特に子どもが犠牲になるケースが後を絶ちません。
授業ではこのクラスター爆弾で被害に遭った少年を紹介。この鉄片は、クラスター爆弾の実際の破片です。これが体に突き刺さるとは・・・。
このクラスター爆弾、廃絶への動きが進んでいます。「クラスター爆弾禁止条約」の批准国が2月16日に30カ国に達して、今年8月1日に発効することが決まりました。
中学生の生徒さんが、今回の話を機にこれからの動きに関心を持ってくれることを願っています。
★クラスター爆弾を知るための本★
「クラスター爆弾なんてもういらない。―世界から兵器をなくすみんなの願い」
著:JVC事務局長 清水俊弘
¥1,470 合同出版 2008年9月発行
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