6月13日、会員総会をおこないました。
スタッフのほとんどは意識していませんでしたが、記念すべき?10回目。来年でJVCは30歳となりますが、特定非営利活動法人となってからも、はや10年がたっているわけです。
JVCの総会は、朝10時から始まります。土曜日の朝というのに、栃木や静岡、北海道から来て下さる方もいて、有難いかぎりです。
さてさて、肝心の総会。
まず議長から、「JVCは『会員はお金さえ払ってくれればいい、口ははさんでほしくない』という団体ではないし、『谷山さん(ご存知とは思いますが、JVC代表のことですよ。念のため)ステキ!』とか『この人のいうことは絶対』みたいなカリスマのファンクラブでもないところが気に入って会員を続けている。今日は愛を持って積極的な意見をいただきたい。建設的で活発な意見交換をお願いします」と、笑いをとりながらも愛情のこもった挨拶があり、のっけからちょっと感激してしまいました。
JVCはとにかく、活動の数・地域が多いので、ざっと一年分の報告をするだけでも時間がかかってしまいます。トピックを選んで概要を報告したあとに、地域開発・人道支援・国内事業の三分野をそれぞれ担当者が話す形式をとっています。
が。いかんせん、長い。そして暗い。さらに人の熱気がすごい。
決して話を聞くのに快適な環境とは言えません。
しかし。滔々と話しつづける、われらが代表。
そして、疲れも見せずにポイントをついた質問・指摘をしてくる、会員の皆さん。
「農民にわざわざ農業の技術を伝えるって、どうして?」
「紛争地などでの安全には、どう気をつけている?」
「もう少し親切に、ポイントはどこかをわかりやすく説明して!」
「ボランティアや会員が国内で活躍していることを、もっと報告して!」
午前中、という限られた時間のなかではありましたが、せいいっぱいのやりとりがありました。
ぶじに活動計画に承認をいただいて、午後の部へとうつります。
午後は、「会員のつどい」と称して、カイギのようなかしこまったものではなく、もうすこしリラックスの場にしています。
今年は、ラオスとタイから来ている2名の話を聞きました。
ちょうど研修のため来日している、ラオス現場のイケメン?スタッフ・フンパン(写真左から2番目)。そして、研修先仲間のジャンワンさん(写真右から2番目)は、JVCとも縁の深い、タイの「アジアオルタナティブネットワーク」で活躍しています。
逐次通訳のため、ちょっと駆け足となりましたが、「日本人から、現場でこれが問題だ!ということを聞くより、その地に住む人の口から直接聞けたのがよかった」とのコメントもあり、担当していたスタッフもほっと一息。
ご参加くださったみなさん、二次会、三次会、さらには四次会?までつきあってくださった方、ありがとうございました。
来年も、どうぞよろしくお願いします。
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