東京事務所の屋上にて、ゴーヤとミニトマトがひっそりと成長中。すでに、かわいいちびゴーヤの姿もみられるようになった。
何年も前から、やろうやろうと口では言いつつ、実行にうつせていなかった事務所の屋上緑化計画。殺伐とした東京砂漠に身をおいて仕事する、東京スタッフの安らぎの場となるか?
しかし、やっと重い腰をあげるまでには、いろいろあったのだ・・・
東京事務所はビルの6Fにある。その上にあるのは屋上と倉庫。
少し前までは、物干しやら観葉植物の鉢、プランターなどが雑然とある、下町風情のある?屋上だった。
しかし、ある嵐の日に屋上に水があふれ、6Fの事務所は雨が漏ってきて、コピー機が水浸しになるという事態が発生した。屋上は防水ペンキで塗り固められることになり、屋上のすべての障害物は、知らぬ間に一掃されてしまった。(買ったばかりの洗濯バサミも行方不明に...涙)
こうして、灰色一色の屋上となったのだが、ある日突然、ゴーヤの苗が届いたのである。
「あなた、毎年屋上緑化するって言ってたじゃないの。今年こそやると思って持ってきたわよ」。
たしかに、直射日光を受けるJVC事務所の夏は灼熱地獄だ。だから、どこかの公共施設でゴーヤを這わせて屋内温度を下げたなんて話は魅力的だ。
しかも、昨年の会員総会のあとの「会員のつどい」で、「屋上緑化」を目標のひとつにあげていたんだった...。農村開発のプロジェクトをやりながら、ぜんぜん土にも触れない東京スタッフは、もっと余裕を持って土いじりもすべきだ、と指摘されていたっけ。
プランターも土もなくなってしまったから、いまいちやる気が出ない。しかし苗が来てしまったからには、やるしかない。そうこうするうちに鉢も届いた。そこで、土を買いに行き、とうとう屋上緑化の第一歩を踏み出さざるをえなくなったのだった。
これがなかなか楽しい。家のベランダで菜園をやっているスタッフのRちゃんも、あれこれ世話をやいてくれ、アドバイスもくれたりして、それらしくなってきた。
ちびゴーヤが風で飛ばないか少々心配ではあるが、いそいそと水やりし、成長が楽しみなこのごろである。
(会員担当 テラニシ)
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