ある村で村長を待っている間村の人と喋っていた時のこと。おばあちゃんの着ている服が気になります。村の女性、特に中年以上の方のほとんどは、下はシン(ラオスの伝統的巻きスカート)を身につけていますが、上はTシャツなどを着ている人もたくさんいて、それ自体は珍しくありませんが、胸に「Hey, Ho, Let's Go! RAMONES」のロゴ。RAMONESはアメリカの伝説的パンクロックバンドです。
外国からの古着などで色々な服が途上国の農村部に入ってきて、意外な柄やロゴを見かけることはよくあるのですが、さすがに村のおばあさんのRAMONESはパンチがきいていました。「そのTシャツどうしたんですか」と聞くと「孫にもらったよ、ビエンチャンで買ったって」とのこと。そう言えば解散して随分経つのにバンコクでよくTシャツを売っているのを見かけました。ビエンチャンにも来ているのでしょう。実は25年来のファンの私もバンコクで買ったRAMONESのTシャツを、まさにその時持ってきていたのですが、雨で道が悪く最後は30分歩いて行った村なので、車は遥か遠くでおばあさんに見せることはできませんでした。ただ、こうして村の人と話していると、何気ないことから行動範囲や生活の様子が分かって面白いものです。