2012年12月15日。一年前のこの日、PADETCというラオスのNGOの代表、ソムバット・ソンポーン氏が失踪しました。2012年秋からラオスでは国際会議が続き、NGOの活動も活発になるなかで、まるで見せしめのように実行されたこの失踪。街中のCCTVには警察が彼を連行した映像が映され、EUやアメリカなど各国が政府に対して調査を要求しましたが、政府は否定し続けています。
1年が経ち、ソムバット氏の妻シュイメンさんは夫に宛てて下記のような手紙を書きました。
「ソムバット、あなたがいなくなり、心の痛みが消えません。私が存在できている唯一の救いは、あなたがまだ無事で戻ってきてくれると希望を持っているからです。私はあなたに誓います。たとえ、それがどれだけ苦しく、長くかかるとしても、休むことなくあなたを探し続けます」(抜粋)
シュイメンさんがこの日イベントで語ったスピーチも、悲しみとやるせない怒りに満ち、とてもつらい気持ちになりました。NGOとして何ができるのか、考えさせられます。