7月はいよいよ田植えの繁忙期ということで、稲作技術指導のフォローアップのため、アサポン郡へ行きました。まずはポンペン村へ行きSRI実践農家の稲作状況の話を聞く予定だったのですが、一番初めに訪問したカンスアンさん、体調を崩して家で休んでおられました。
村人が体調を悪くすると、村人が集まって病人を見守るそうです。(稲作の繁忙期なので、写真のように、お年寄りの女性が多かった)。
カンスアンさんは、数日前からお腹の調子が悪く寝込んでいるとのこと。
皆さんもご存知の通り、ラオスの村では精霊信仰が色濃く残っている村が多く、カンスアンさんも体調を崩されてからすぐに祈祷師を呼び、おはらいしてもらったそうです。
スタッフがそのことについて尋ねると、
「祈祷師が言うには、森で悪いピー(精霊)にぶつかったことが症状の原因らしい。病気を治すには、鶏2羽を森に捧げなさいと言われたので、鶏の首を切り、血を森の入口の木々にかけ、祈祷師がおはらいをしてくれたよ」
とのことでした。
精霊信仰に馴染みのない私は、体調を崩してげっそりしたカンスアンさんを見て、なんだか複雑な気持ちになりましたが、病は気から。祈祷師におはらいしてもらい、安心した様子のカンスアンでした。
最後に家を出るときは、スタッフらとバーシーの儀式として、病気の回復を願いながら白糸をカンスアンさんの手首に巻いてきました。