(前回から続く)ピーの棲むという森に連れて行ってもらう。森の守り神のほうのピーを期待していたのだが、村人の話では、「かつてここには10家族程度が住んでいた。あるとき妊娠した女性が臨月なのに機織をさせられ、ついには機織機から崩れ落ち、死んでしまった。その後怒った彼女の霊が現れるようになり、10家族はこの森を逃げ出した。それ以来この森はピーの住む森とされている」とのことで、幽霊のほうの話のよう。
いつ頃か、ということについては、とても昔、ということで詳しくはわからなかったが、いずれにしても祟られた人が今も生きているという話ではない。これは恨んで出てきた幽霊が、精霊に昇格(?)したケースということなのでしょうか。(この項続く)