精霊の話から、今度は街のお話。でもラオスらしさ溢れる話です。
週末を中心に通っているキックボクシングジム。別に時間が決まっているわけでもなければ、月謝があるわけでもない。好きなときに行って、開いていればコーチに「こんにちは」だけ言ってから一通り練習して帰っていく。コーチは特に何も言わないが、先日「筋トレもやっていけ」と珍しく“指導”が。そして各トレーニング器具を紹介してくれる。
「これはこういう風に使う、まあまずは10回からで、増やしていけばいい」などと色々アドバイスしてくれるのだが、それらの器具は手作りのものばかり。バーベルは、バケツに入れたコンクリートを鉄棒の両端に付けたものだ。それらの器具を紹介するたびに、「お金がないから立派な器具が買えないんだよ」と嘆いてみせ、しかし一転「でもこれだってちゃんと強くなるのは一緒だ」と自分の筋肉を誇示するコーチ。これをほとんど各器具ごとに繰り返すのがなんだかお茶目だ。おっしゃる通り、タダで強くなって見せます!

