新しい農業スタッフの面接。
「志望動機は?」
「私の夢はプロジェクトマネジャーになることで、そのためにいい経験になると思いました」
「今の職場ではよい経験を積めないの?」
「そういうわけでもないですが、JVCで働いたほうが近道になりそうです」
「…これまでの仕事で困難は?」
「村人に色々指導してもやらないことです。例えば、例えば、例えば…」
心の声:“あなたは頭も良さそうだし、英語も今いるスタッフの誰よりも上手いですね。でもね…”
次の方。
「志望動機は?」
「農村開発の団体だからです。貧しい村人の生計向上の手助けをする仕事がしたいんです」
心の声:“うん、うん、うん、そうだよなあ、普通そうだよなあ。極端な話ウソでもそう言うもんだよなあ”
「JVCに一生を捧げます」なんて言ってもらいたいつもりは毛頭ない。ここで経験を積んで、将来的にまた別の可能性を探るのはけっこう。ただ、「よい経験になると思いました」「経験を積みたいので」しか言わないのはお断り。ここは職業訓練所ではないし、活動は村人のためにやっているのだから、悪しからずご了承下さい。