\n"; ?> JVC - 5月7日 そもそも米銀行って<2> - ラオススタッフ徒然日記

5月7日 そもそも米銀行って<2>

JVCラオス現地代表/農業農村開発担当 平野 将人
2010年5月 7日 更新
将来の世代のために成功させよう、という標語の村も将来の世代のために成功させよう、という標語の村も

(前回より続く)米銀行では、村人がみなで少しずつ米を持ち寄り、さらにJVCも一定の量を支援して、米銀行委員会が管理する形で、村人に米を貸し出していく。利子は村によってまちまちだが、10〜15%程度。もちろん村外の業者よりずっと利子が低く、また買うよりも有利だし、買うためのお金を捻出しなくてよい。また、これは相互扶助の共済であり、今現在は比較的困っていない村の富裕層も、会員となっておけば、保険の意味がある。JVCの支援した分の半分はいずれ返してもらう。

さらに、この利子が村のために使われることもポイントだ。日本でも街づくりや企業進出を巡って「地域で循環する経済」ということがしばしば議論されるが、米銀行においても、利子が村外に出て行かず、村の活動に使われることは重要である。実際、JVCのかつての対象村では、利子のお米を換金して学校を建て替えた村もあったし、今回成功例として視察に訪れた村では、電気を引いたりと様々な村の事業に使っていた。

と、いうことで、是非成功させたい活動なのである。ま、あまり成功させたくない活動などありませんが!(この項終わり)