参加型農村農村調査では、村人に地図を描いてもらう。普段あまり地図に親しんでいない村人が多く、どの向きで書くか、からしてあーでもないこーでもないと議論になる場合が多い。できあがったものは、衛星写真などと比較したとき、驚くべき正確さを持っていることも、あまりそうは言えないことも、また科学的には正確でないが、村人の心理的な意味での大きさを反映していることもあり、なかなか興味深い。
そんな中、グレンさんが持参した地図を見て、すらすらと読んでみせた年配の女性がいた。農村の、さらに年配の女性となると、地図を読める人はなかなかいないはず。話を聞いてみると、かつて学校の先生だったということだった。人に歴史あり。ちょっと違うか。しかし新鮮な驚きでした。
