前回まで4回に渡ってご紹介した通り、女性だらけの会議は盛り上がり、成功裡に終わった。現状実際に水を汲んでいるのが女性である以上、その女性の意見がより反映されるべきだ。サッと聞けばごく当たり前に聞こえることだが、実際そうなってはいないことが多い。その点では良かったと言える。
一方で、一歩進んで考えれば、現状追認すること自体どうなのか、という見方もできる。つまり、そもそも水汲みは女性の仕事でなければいけないのか、という命題は残るわけだ。
しかしそこに触るのは、男女の分業という村の伝統的暮らしの根本を問うことになり、容易なことではない。女性たちからして、必ずしもそこにまで触って欲しいとは思っていない可能性は高い。男女間の相対的な労働負担の調整ではなく、水支援による女性の絶対的な労働量軽減が現状我々のプロジェクトではもっとも現実的かつ効果的だろう。ただし、ジェンダーに限らず、そういった根本を問う姿勢は常に持っていたいし、スタッフとも共有したいと思います。