ピン郡農林事務所から、この乾季にSRI(幼苗一本植え)を実施したいと考えている農家のために、研修を行って欲しいという依頼があり、農業チームが出動した。SRI実施農民代表として以前プロジェクトを行っていたカムアン県から村人を招聘したのだが、ここで彼らよりうれしい情報が入った。今年彼らの村では75家族、灌漑の使える田んぼを持つ全家族がこの乾季にSRIを実施するという。少し前に灌漑の補修があったため、実は以前から関心を持っていたが灌漑の不備の不安から実施に踏み切れなかった家族も、みな実施するというのだ。
早速スタッフに「適当なタイミングで“今年はXXさんの村では何家族がSRIをやるのですか?”と聞くように」と耳打ちする。その通りスタッフが聞いたところ、XXさんは「3年前は1家族、私だけ、2年前は14家族、去年は11家族、そして今年は75家族」と言うと、75家族のところで参加者から歓声が上がる。やはり村人にとってSRIは新しい技術。「実際にやっている人が沢山いる」というのは心強い励みなんでしょうね。
