(前回よりの続き)一度SRIをやらない年を挟んで、再度実施する。このパターンから想像できることは、その年の様々な諸条件、例えば天候、手に入る水、労働力、といったもの、に応じて、村人はSRIを実施したりしなかったりしているのではないか、ということだった。
村でインタビューを実施すると、ある意味その通りであり、ある意味でそれ以上にバラエティーに富んだ現実が見えてきてとても興味深かった。データ上は「SRIをやめてしまった」ように見えるある村人は、毎年SRI用の苗を用意していた。しかし、雨を待つうちに「幼苗」と呼べる時期を逸してしまっていた。とはいえ、彼は1本植えは実施している。SRIはJVCでは「幼苗1本植え」と訳されている。では、これはSRIではないのか?
さてさて、どう考えるべきでしょう。(この項次回に続く)
