\n"; ?> JVC - 10月20日 カンボジア出張編3:聞いてみないとわからない2 - ラオススタッフ徒然日記

10月20日 カンボジア出張編3:聞いてみないとわからない2

JVCラオス現地代表/農業農村開発担当 平野 将人
2009年10月20日 更新

(前回よりの続き)もうひとつ面白かったのは、「どれくらいキッチリSRIをやるか」と部分での多様性。SRIでは等間隔に真直ぐ植えるため、田植え時にヒモを使うことを奨励している。そのせいか、SRI的な植え方をしている何人かの村人の口から、「自分はヒモを使っていないから(SRIとは言えない)」といった言葉も聞かれた。一方で、「ヒモを使おうが、使うまいが、見栄えの問題で、収量は一緒!」と力強く言い放つ女性もいた。そのほかにも、SRIはやっていないが、SRIの研修で教わった技術のうちのいくつかを取り入れたら、旧来の植え方でも効果があった、といった声も。

昨日の日記で、幼苗は使っていないが、1本植えは実施している場合、SRI(幼苗1本植え)と呼べるのかどうか、と書いた。しかしもっと言うと、これはSRIと呼べるかどうか、という議論にどれほど意味があるのか?という話になる。

SRIもどき大いにけっこう。我々の活動の目的は、新農法を広めることでもなんでもなく、食糧確保に貢献すること。村人の柔軟で主体的で選択的な取り組みが、原点を確認させてくれました。