某村の村人の強い希望で始めた魚の保護地区設置活動。寄り合いを繰り返し、同じ川を使うと思われる周辺地域の村人にも話をし、関係諸機関の了承も取り、着々と進んでいる。これには別の郡の魚保護区を見学に行ったことも大きいのだが、その村ではお坊さんを呼んで保護区に聖域にしてもらうことで、そこを本格的に立ち入り禁止にしたという。
そこでスタッフが村人にその村と同じことをしたいかどうか聞いたところ、あの保護区の辺りはピー(精霊)がいるので、お坊さんを呼ぶのはバッティングして良くない、という。ラオスの村において仏教と精霊信仰が共存している例は珍しくもなんともないが、なるほどこうして最低限の棲み分けをするのか、と私は得心した。しかし、あるスタッフは「保護区は作りたいけど、そこまで徹底的にやる覚悟はないのかなあ」との感想。うーん、どうでしょう、解釈しだいですなあ。
