とある村で参加型調査を行った際の話。村の地図は書かせるわ、森の位置や状況、使い方についてやたら熱心に聞いてくるわ、どうも我々は胡散臭く思われてしまったらしい。既にある産業植林会社に森を取られたと不満を感じている村人は若干固くなり、そして「我々の森が欲しいのか?渡せるものはないぞ」と言われてしまった。
考えてみれば、村の人はNGOです、と言われても企業との違いが明確にわかるとは限らないし、すんなりと安心できるものでもないだろう。我々は土地も森も1ヘクタールも要らない、と明確にして安心してもらえた。どんな小さなことでも、本当に村人本位の視点を持つというのはなかなか難しいものだ。