植林という言葉にはとてもいい響きがある。誰だったか、「日本で募金が集まりやすいのは子ども(教育)と木(植林)」と言っていた人がいた。実際海外で植林活動をしている日本の団体は少なくないし、JVCカンボジアも植林活動を行っている。一方でJVCラオスでは植林という言葉が否定的な文脈で使用されることがある。
JVCラオスが否定的文脈で「植林」という言葉を使用する場合は、それは「商業植林」や「産業植林」を指す(ただし全ての商業植林や産業植林が悪いということではもちろんない)。荒廃してしまった土地に緑を甦らせたり、エビの養殖で伐採されてしまったマングローブを植えたりするあの植林ではない。ある土地をゴム、ユーカリ、アカシアなど商業的価値の高い木で埋め尽くす、そういう植林である。今後もこの植林という言葉はJVCラオスの活動を報告していく中で頻出すると思われる。できるだけ意図することが分かるような表記を心がけて、混乱をきたさないようにと思っているが、この機会に明確にしておきたいと考えた。この項次回と関連します。
