12月1日(月)円満ゲーム
JVCラオスではミーティングの前に簡単なゲームを行うが、そのゲームがラオス人の特徴を現していて面白い。日本の場合、ゲームでは勝ち負けがあり、負けた人、間違えた人が罰ゲームなどのリスクを負うようになっている。ところが、ラオス人の場合、誰も間違える人、負ける人が出ないように、「できる人」が「できない人」に手を差し伸べる。例えば、ラオスの県名をつっかえないように順に言っていくというゲームの場合、県名が思い浮かばなく、沈黙する人がいると必ず、どこからか小声で「ボリカムサイ(ビエンチャンの隣の県)」という言葉が飛んでくる。その人はその声に助けられ、窮地を脱しゲームは誰も負ける人が出ずに終了するのだ。誰も負けないゲームなんて何の面白みもないと日本人としてはついつい感じてしまうが、この慣習こそがラオス社会の穏やかさの原点だと思う。