森林を巡る問題は多岐に渡る。その際、どのレベルの問題をどこで解決していくのかを考えることが重要になる。例えば、村の村人が勝手に木を切った場合、村内での解決は容易だが、近隣村の村人や、また企業など、外部の人間が関わっている場合は村内だけで解決することは非常に難しい。村人は多くの場合、(カムワンでも、そしてこのロンラン村でも)自分たちで解決できない問題があった場合、郡への通報は行っている。ところが、通報された郡は問題を解決する能力(人的、資金的)がなく、通報後も問題がそのまま放任されるケースがほとんどだ。ロンラン村も以前、木の伐採を郡に通報してから、1年以上も何の音沙汰もないという。先週、JVCがカムワンで開いた森林会議でも、「問題が起きた場合、「村→郡→省」への連絡体制をしっかりしましょう」という認識を皆で確認したが、問題はこの「村→郡→省」問題上告システムが「形式上の連絡体制」に留まっており、機能していないということだ。どの部分にどのような問題があり、そこを可能な限り現実的な形でどのように機能させていくのかが話し合われない限りは、恐らく、何の進展もないだろう。もちろん、JVCもこれまでそれを真剣に考えてきたのだろうが、未だ有効な解決策は見つからない。そもそも、それを解決すること事態が難しいということなのだろうか。