3月下旬から、ずっとタイのウドンターニーの病院にいた。ここのインターナショナルオフィスでいつも対応してくれた看護士さんは、あまりに美人だったし、女性用の制服を着ていたのでしばらく気が付かなかったのだが、実は、俗に言う「おかま」さんであった。彼女の心遣いはいつも行き届いていたし、英語も非常に上手で、プロの気高さすら感じていた。繊細な心配りとタフな体力が必要とされるであろうこの看護師という仕事、ひょっとして、おかまさんにとってまさに適職なのではないだろうか。
ちなみに、わたしは日本でおかまさんの看護士と出合ったことはない。もちろん看護士だけでなく、おかまさんが女性として表立って働ける職場なんて、日本でいったいどれぐらいあるというのだろう。タイ社会の抱擁力とは、かくも素晴らしい。
みなさんの所属している会社で、おかまさんが女性の格好で面接しに来たときに、採用する勇気がありますか?