今日はカムアン事務所別室(物置?)にこもって原稿書き。
原稿を書きながら、ふと、読書感想文の宿題を思い出した。課題図書なんていう、大しておもしろくもない本を読まされ、「おもしろくありませんでした」とか、「外で遊んでいるほうが楽しいです」と書くわけにもいかず、読書感想文が一文字もかけずに、結局、本のあらずじばかりを書いていた。そういえば、昔、教科書に夏目漱石の作品とか掲載されていたけど、今思えば、なんでこんな大人の作品が中学生の教科書に載っていたのか、まったく理解できない。
高校のとき、恋愛小説ばかりを読ませる国語の先生と出合った。脳みその中に恋愛のことしか詰まってない男子校の生徒達にとっては、それらの小説は、すばらしいバイブルと化した。そして、自分の身の丈にあった読書をすることの大切さに気付く。
それでも自分が読書を楽しめるようになってきたのは、22歳を過ぎてからだ。自分の言語能力の貧しさは、この読書量の少なさにあることは否めない。でもしょうがない。読書より楽しいこと、学べること、大切なことは、たくさんあった。
歳月を経て、文章だけでなく、その行間に思いを馳せることができるようになった今、本もまた、人生の孤独を癒してくれる大切な存在となっている。