外資系企業の勤めている旧友から、月々の業務査定の厳しさを聞いたことがある。いかなる状況でも、余裕をもって淡々と仕事を進められるほどの高い能力をもつその友人が、ちょっとした弱音を吐いていたことが一番の驚きだったのだが、やはり、国際協力業界とは、結果に対して非常に甘い世界なのだと、改めて思ったものである。
結果が悪かろうがよかろうが、援助した事実そのもので満足する世界になっている。援助の結果を出せなかったがゆえに、担当本人が任期途中でクビになった例は、ほとんど聞いたことがない。もっともっと、自らの使命と結果にこだわる人が増えて欲しい。