最近、何人かと、NGOの活動資金の獲得方法に関して話していたら、「Sexyなプロジェクトをしないとアメリカ政府から資金もらえないよ」、「いまは、〜のようなプロジェクトが最もSexyだ」という話が立て続けに出てきた。このSexyの意味がいまいちピンとこなかったのだが、つまり、資金獲得のためには、援助のトレンドを読んだ上で、プロジェクトのナラティブ(=物語、説話の意。ナレーションという言い方のほうがいいのか?)に注意を払う必要があるということなのだろう。
農村は多様性に満ちており、ひとつの支援は、われわれの意図以外にも、様々な影響や効果をもたらすこともある。支援の意義について多様な解釈ができる余地があるため、多くのナラティブを創造し、広がりをもった共感を得ることが可能である。
ところが、ドナーに応じてプロジェクトの意義を変えることには注意を払う必要がある。そもそもお金ほしさに意義を構築するのは順番が逆だともおもうし、プロジェクトの方向がぶれかねない。反面、「おれはおれのやり方でやってるから、ついて来い」っていう職人気質は、個人的には好きだけど、それでは広がりをもたないし、資金的な不足からプロジェクトの質を低下させる可能性もある。
いずれにせよ、プロジェクトの質をあげるために、しいては、村人がきちんと便益をうけられるために、ナラティブ力をつけておく必要がありそうです。