新潟での講演と懇親会を終え、すでに夜11時を回っていたのですが、ホテルに帰る前に、関君と橋本さんに無理をいって、新潟の海岸に連れて行ってもらった。
広大な深黒をたたえる日本海。水平線に漂う漁火。浜辺には漁船が疲れた身を横たえている。
潮風に身を委ねていると、自分を育ててくれた神戸の港を思い出し、すっかり忘却の彼方にいた過去がやってきて、エクスタシーに身が震える。
3人で海を眺めながら、今のNVCとJVCとの関係や、お互いの将来のこと、故郷のこと、などなど、たくさんのことを語りあった。潮風が身体を冷やさなければ、このまま永遠に語りつづけてしまうんじゃないかとさえ、おもった。
夜の海を前にして語り合えば、なんでもうまくいく、そんな気さえした、夜だった。