\n"; ?> JVC - 6月8日(水)センチメンタル・ジャーニー - ラオススタッフ徒然日記

6月8日(水)センチメンタル・ジャーニー

ラオス現地代表 名村 隆行
2005年6月 8日 更新

おそらくビエンチャン県でも最大規模のユーカリと沈香の植林地を訪問。これがラオス人が考える典型的なサクセスストーリーなのだろう。広大な土地と資本をもつ実業家と安く雇われている近隣農家。大規模資本に飲み込まれる労働者の縮図がここにある。やはり、小は大に勝てない。小農は資本家に勝てない。

こみ上げてくるセンチメンタルな思いをあえて押さえて、所得再配分制度について言及したい。日本では、勝ち組は、税金という形でそれなりの対価を支払わなければならない。しかしラオスでは、税制による所得再配分が機能しているとはおもえない。盛者必衰が世の常ではあるが、いまのところ富めるものは富み、小農はさらに周縁に追いやられる。

そして、天に唾する思いだが、援助機関は、そのような企業活動を安易に助長し、また本来、国家や企業が担うべき初期投資や社会的弱者救済制度を肩代わりしている。つまり援助活動が国家経営をますます脆弱なものにしている。

だからこそ、真摯に自分達の活動の意義を問うためにも、草の根の援助活動と同時に、政策提言活動をしなければならない。