SIDAが支援するUpland Agriculture and Forestry Reserch Projectを訪問。なるほど、これだけ資金支援の規模が大きくても、技術者やスタッフが多くても、描く処方箋はどこも驚くほど似通っているし、1村でできることは限られてくる。
「農村開発プロジェクトを通じて、村人の生活改善ができ、それが波及して、みなが元気になりました。」そんな例って、このラオスであるのだろうか?それは、開発援助の限界といっていいものなのか?所詮外部者が設計できることに限りがあると割り切っていいものなのかどうか?
村人がプロジェクト設計段階で参加して意見を出し合えば、いいプロジェクトになる、という意見は、すこし無邪気すぎる。村内貧富の差、対立グループの力関係、法的ルール無用、2者関係での決定、そんな状態をすべてカウントしていると、「村人みなが参加して作り上げるプロジェクト」を実行するには、おそろしく膨大で、胃の痛むような作業がまっている。
あまり悲観的になるのも精神的に良くないですね。プロジェクト担当者の成長には、とにかくプロジェクトをばんばん見ることが欠かせない。その上で、おもしろい、よいプロジェクトのイメージをたくさんもっておくことは、ほんとに重要だとおもう。ということで、これはおもしろいプロジェクトだ、とおもうようなものがあれば、だれか紹介してください。
夜、BACの前田さんの家でディナー。川の畔にただずむ家のすばらしさに感動。前田さんの人柄にさらに感動。