乾季SRI苗床作り、田植え
ピン郡、アサポン郡行政から要請を受けてのSRI乾季作研修だが、11月のSRIについての説明と堆肥液肥研修、12月の苗床作り/2家族での田植えに続き、うち3家族で田植えを行った。計5家族での田植えが終了したが、1家族を除いては田起こしの際に堆肥を投入した。やはり田起こし時に元肥を入れていない1家族の成育が他と比べてやや劣っていたが、1月中には全ての田で追肥も行い、どの田も概ね好調に推移している。また、これで2回目のSRIとなる2家族は、これまで化学肥料を使用してきていたが、1家族はSRI田は全て有機肥料に、もう1家族はSRIでない田も含めて全て有機肥料にするなどの前進も見られた。今回初めて実施の3家族にも、雨による栄養分の流入のない乾季であっても、有機肥料でかなりの収量があがることを実感して欲しい。
米銀行既存村米返却、新規村候補決定
1月を持って米の回収が終了。帳簿との照らし合わせなども、各村を巡回して進めた。返却できない家族のある村では、その対応も各村で話し合うこととなったが、全ての村で原本を上回り、少ない村で112キロ、多い村で917キロの原資米増となった。また、未返却時の対応の問題も含め、規則の確認と必要に応じての見直しにも着手。1月中に5村中4村で規則の見直しを行い、再度印刷した改訂版規則に村、行政、JVCの判が押された。
本年度実施の3村については、残りの1村が決定した。今回は過去に実施して失敗経験のある村も候補に上げており、実際12月に決定の2村のうち、1村は経験なし、もう1村は失敗経験ありだったが、最後に決定したこの村は、現在米銀行実施中という異色の村となった。また、現在他の団体と実施中の村だが、同団体の米銀行運営支援が行き届いているとは言えず、以前からJVCに支援依頼があった。今回同団体、さらに行政と協議の結果、JVCが担当することとなった。また、12月選定のだいぶ以前別のNGOとの米銀行で失敗経験のある村とは、その原因について今月さらによく話し合いを持ち、今回は成功させるという意志を確認した。
家畜飼育/ワクチンモデル農家
11月の研修を受けて、12月に各村で草の根獣医がワクチン投与を実施したが、これに続き、来年雨季のワクチン接種時のカバー率上昇を念頭に、ワクチンモデル農家となる農家を募集し、ピン郡の3村で4モデル農家にワクチン投与を実施。ワクチンの効果が分かり安いように、容易に死んでしまうことの多い豚、鶏、アヒルを中心に投与した。次回のワクチン投与時期には、彼らが実体験を基にワクチンの重要さについての意識啓発に貢献してくれることを期待している。2月にはアサポン郡での投与も実施予定。
ヤギ銀行/実施村、家族選定終了
12月のアサポン郡、ピン郡各郡の郡農林事務所との話し合いでピックアップされた候補村での実施の意思確認を行い、最終的に実施するアサポン郡の1村、ピン郡の2村を決定。家族数としては、比較的大きなアサポン郡の1村は5家族、小さめのピン郡2村は各4家族での実施とし、各村で村全体会議を行い、実施家族を選定した。また、ヤギ銀行であり、その後他の家族に廻っていくことから、今回の実施家族だけでなく、多くの家族が参加しての規則決めも行われた。各家族はヤギ小屋建設を始め、釘などの資材を支援した。2月にはサワナケート県内の別の郡へのスタディーツアーも計画している。
家庭菜園研修続報
11月の1村、12月の3村1校に続き、1月にも2村で堆肥液肥研修を実施し、全6村1校での研修と野菜種配布が終了した。
水支援/新規掘削と修理
12月のアサポン郡、ピン郡各郡の郡農林事務所との話し合いでピックアップされた候補村での実施の意思確認を行い、最終的に実施するアサポン郡の1村、ピン郡の2村を決定。家族数としては、比較的大きなアサポン郡の1村は5家族、小さめのピン郡2村は各4家族での実施とし、各村で村全体会議を行い、実施家族を選定した。また、ヤギ銀行であり、その後他の家族に廻っていくことから、今回の実施家族だけでなく、多くの家族が参加しての規則決めも行われた。各家族はヤギ小屋建設を始め、釘などの資材を支援した。2月にはサワナケート県内の別の郡へのスタディーツアーも計画している。
カレンダー研修
年末年始の休暇後、森林チームはたいへん忙しいスケジュールで新年の活動を始動した。2011年用に作成された土地に関する権利を紹介する新しいカレンダーを使用して、我々は法律訓練プログラムを始めた。このカレンダーは、村人の土地に関する権利と損害賠償に関する権利について話をする機会を提供するものとして使用された。
アサポン郡とピン郡H村での人形劇
学校の長期休暇期間が始まったため、ブルー族の若者ボランティアによる、農村部での「森林と土地に関する権利」をテーマとした人形劇の上演が再開された。数ヶ月にも及ぶ練習の成果として、彼らは 「土地利用計画」からの村人が得る利益に焦点を置いた、新しい脚本による劇を演ずることとなった。今回の人形劇上演の最後の場所となったピン郡のH村では、人形劇の上演が、その後に行われた「参加型土地使用計画(PLUP)」の準備となった。
H村での土地森林委譲「参加型土地利用計画(PLUP)」
H村は、村内にゴムを植林する植林会社との間に、様々なトラブルを抱えている。参加型土地利用計画のアプローチは、問題解決のために試してみるに値する方法であり、村人が自分たちの置かれている状況を理解し、未来に向けて村の森林地域を管理する手助けになる。JVCは、村での参加型土地利用計画を実施すると共に、ビエンチャンから講師を招き、地域の行政官への新しい参加型土地利用計画の方法に関する研修を請け負ってもらった。週の終わりには、参加型土地利用計画は大部分完了したが、隣接する1村は、村境の設定への合意に至らなかったため残される結果となった。また、植林会社の植林地域に関しては、明白に地図に描く必要がいまだに残っている。これらの実施に関しては、我々の今後の計画としている。
大学生の訪問
ラオスの農村部での土地と森林に関する問題をグレンとペッタワンから学ぶ目的で、オーストラリアのシドニー大学とラオス国立大学の学生40名が、今月の中旬にJVCを訪問した。学生のうちの8名は、JVCの活動を手助けするためにH村での参加型土地利用計画の実施に同行し、土地森林委譲の過程の一部である村の生計調査を請け負った。