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インクレディブル・インディア 2

~ただただ食事がしたいだけなのに~
2018年12月25日 更新

デリーでの出張会議中のアフガン事業チームのエピソード、会議室には相当笑わせられました。次は食事編です。

ホテルについた初日、夕食がまだでお腹が空いていたので、小野山と私はホテル内の食堂に行きました。すると、他のお客さんがいないためか暗いままで、非常に寂しい雰囲気です・・・。私達が来たことで点けてくれた電気もはかなげで、営業しているのか不安になるような照明状況。

く、暗い・・・・く、暗い・・・・

メニューから適当なものを注文し、しばし待ちます。

しかし。待てど暮らせど、料理がやってきません。他にお客さんいないのに・・・一緒にいた小野山が、様子を見てくると厨房の方へ行きました。

待っても待っても料理が来ない。でも人はやたら多い厨房待っても待っても料理が来ない。でも人はやたら多い厨房

「今、作ってるって」と戻ってきた小野山。そりゃそうだろう、と思いながら更に待ちます。そして、やっと注文が来た・・・と思ったら、なぜか一人分!二人いるじゃないですか!というか、二人しかいないじゃないですか!どうやったら注文を間違えられるのでしょう。「・・・二人分頼んだんですが」と告げると、"No problem!"言ってまた厨房に戻り、更に待って・・・そんな初日でした。

さてその次の日のお昼、ホテルの周りにあるお店にも、食べ物を探しに行きました。すでにアフガン人同僚もデリーに到着しています。彼らはイスラム教徒なので、ハラールフード(イスラム法において許された食事)のお店を探します。いつも出張で彼らに会うときに感心するのですが、異国でのアフガン人のサバイバル能力(?)が発揮され、すぐにハラールのお店が見つかりました。さすが、情報収集が速い。インドの人々ともウルドゥー語である程度会話しているようです。

壁一面に美味しそうなメニュー。でも準備できるのは2品だけ。(←異国の旅あるある。)長谷部も合流壁一面に美味しそうなメニュー。でも準備できるのは2品だけ。(←異国の旅あるある。)長谷部も合流
料理は大きな鍋にすでに用意されているのでこちらは注文して10秒で出してくれました。料理は大きな鍋にすでに用意されているのでこちらは注文して10秒で出してくれました。

ここでは美味しくお昼ご飯をいただいたのですが、このあと、びっくりすることが起こりました。会議を終えて、皆でどこで夕食を取ろうかと話すと、やはりハラールフードが安心、ということで、またお昼と同じお店に行くことに。すると、お店に到着してみて目を疑いました!

店の真ん前が、この光景。店の真ん前が、この光景。

どうやらこの日の午後、道路工事が始まったようです。たった数時間の間にひどく様変わりしたこの通り。ここ、さっきと同じ場所?!一体何が起こったのか驚きましたが、この瓦礫の中、お店も通常営業、通行人も普通に行き来しています。たくましき人々。私もサンダルでヒヤヒヤしながら瓦礫の山をなんとか乗り越え、入店。

そんなこんなで滞在を終えた刺激的な今回のデリー出張でした。人生、次に何が起こるかは予測不可能、しなやかに対応できるようになりたいものです。

数日後にはある程度きれいになりました。数日後にはある程度きれいになりました。
おまけ。道路で見かけたバス、このネーミング・・・絶対乗りたくないような・・・おまけ。道路で見かけたバス、このネーミング・・・絶対乗りたくないような・・・