
どうして自分自身を大切にするのかって?決まってるじゃないか、私の人生は私のためだけにあるんじゃない。私を頼りにしている家族がいっぱいいる。朝起きた時も、夜眠りにつく時も、みんないつもいっしょさ。今日あったこと、これから先の夢、子どもたちが私に話してくれるよ。
ほかの子には、「僕のお父さんは僕にプレゼントをくれる、お菓子だってくれる。色んな場所にも連れて行ってくれるし」って自慢しているね。父親の私が思うよりずっとたくさんのことを。
もし私がいなくなったら、誰がみんなの問いかけに応えられるだろう。誰が助けてあげられるのだろう。きっとこんな思いが人間を動かしている。私も自分自身を大切にしよう。人生は美しい(Life is beautiful)。
サビルラ・メムラワル
(翻訳・竹村謙一)