サラーム!
アフガニスタンではここ数年不安定な治安状況のため、日本人スタッフが事業地に駐在・出張できない状態がつづいています。では東京スタッフは普段どのような仕事をしているのでしょうか?今回は、現地・東京スタッフ合わせて30名以上を束ねるアフガニスタン事業小野山統括の一日に迫ってみたいと思います!
小野山統括の一日はパソコンでの仕事から始まります。現地の治安状況を確認したり、メール対応や会議資料の準備をしたり、現地スタッフからの活動レポートに目を通したり、日本の支援者の皆さんへの報告書を作成したり...と、仕事は次から次へとやってきます。
さて、今日はチーム会議がある日です。現在アフガニスタン事業に関わる東京スタッフは小野山統括を含め3人。それぞれが担当するプロジェクトの進捗状況やスケジュールの共有、トラブルや課題について議論します。アフガンチーム会議の他にも、東京スタッフ全員が参加するオフィス会議はじめ、日々様々な種類の会議が開かれています。
会議が終わったところで昼休み。仕事と会議で疲れた頭を一休みさせます。JVCではスタッフやインターン、ボランティアさんがおしゃべりしながら一緒にご飯を食べています。小野山統括や他のスタッフにインターンが進路・キャリア相談をすることもありますよ。
そして午後からは、現地スタッフとのスカイプ会議。現地に日本人の駐在がいないため、他事業と比べてもその回数は多いようです。プロジェクトの進行具合を確認したり、トラブルが起きた際にどう対処するかを話し合ったり...。
議論が白熱し、会議が数時間に及ぶこともあるのです(!!)現地スタッフの訛りの強い英語や会議中に何度も切れるネット回線など様々な困難の中、今日も小野山統括は画面の向こうのアフガンスタッフと熱い議論を交わします。
スカイプ会議は周りが思う以上に体力を使うようで、小野山統括もだいぶ疲れが見えてきました。しかしこの後もパソコンに向かい再び書類作成。その最中にも現地スタッフからスカイプやメールで連絡が届きます。
こうして小野山統括の一日は暮れてゆくのでした...。お疲れさまです。
日々の業務の他に、支援者を直接訪問しての事業報告なども行います。写真は昨年6月に現地スタッフが来日した際の支援者訪問の写真です。小野山統括もアフガンの伝統衣装に身をつつみました。特に現地からアフガンスタッフが来たときは、支援してくださる皆さんに現地の様子を直接伝える絶好の機会です。
多忙な日々を送る小野山統括ですが、おちゃめな一面も!アフガニスタンの国旗の色である赤色を身にまとった小野山統括、写真は昨年の忘年会の際に撮ったものです。
現地に行くことはできませんが、東京でも日々奮闘する小野山統括でした。