JVCアフガニスタンの事務所自体はジャララバードの街にありますが、実際にプロジェクトとして診療所を運営しているのは街から少し離れた村の中です。今日の事務所訪問者は、JVC診療所のある、シェワ郡クズ・カシュコート村の長老さんたちです。彼らは地域の「保健委員」を務め、実質的な村のリーダーでもあります。
やはり皆さんひげが立派で、年配の方たちなので、なんとも言えない威厳あるオーラを感じます。本日の彼らの事務所訪問は、JVCの新スタッフである私たちとの顔合わせのためでした。
JVCの医療支援や教育のプログラム、そして日本という国をとても好意的に見ていると話して頂き、こちらからは、JVCが目指す予防に注力した地域の健康促進のカギとなるのが、彼らのような地域保健委員の役割だということを伝えました。JVCのワハーブ医師とシャプール医師の通訳を介しながらではありますが、直接言葉を交わすことができて不思議な気持ちになりました。これから私も、JVCが築いてきた地域との協力関係をより強めていくために努力していきます。
さて、アフガニスタンの伝統的な習慣では男女は一緒に食事をとらないので、私は男性スタッフと長老たちとは別の部屋で、同じくJVC保健アドバイザーの西さんと一緒に、アフガニスタンの女性スタッフ二人とお昼を食べました。
今日のメニューはとっても豪華!ドデ(パンのこと)、米、オクラ、チキン、きゅうりとレタス。デザートには甘酸っぱいメロン。今のアフガニスタンはフルーツがとてもおいしい時期のようで、どれも日本のものより甘い気がします。
今日は私が大好きなお米も出てきて嬉しい! 普通は一人一枚のドデが配られるのですが、お米があるときは半分です。お米を食べるためにスプーンがいるかと聞いてくれたのを断り、私も手で挑戦です! パラパラのお米をうまくまとめてから口に運ぶコツをも教えてもらいましたが、やはり難しく、お皿から口への移動の間にぱらぱら落としてしまいます。
が、周りを見ると、皆もまぁまぁ落としているので、いいのかなと思いました。
現地語であるダリ語・パシュトゥー語話者の彼女たちとは、お互いあまり言葉が通じませんが、食材の名前を教えてもらいながら、楽しくおいしくお昼を頂きました。
さて、現地語といえば、1つ面白いエピソードをご紹介。JVCアフガンスタッフのほとんどは、上記の通りダリ語とパシュトゥー語が母国語です。男性スタッフは英語も話しますが、やはりネイティブスピーカーではないので、母音(a,e,i,o,u)が入れ替わったりあいまいだったりすることがあります。
例えば私の名前はMAKI KATO。とても簡単なようですが、メールなどやりとりでもKATOがK"O"TOになっていたり、MAKIがMIKAになっていたりします。保健アドバイザーの西(NISHI)さんもN"A"SHIさんと書かれ、小野山(ONOYAMA)さんの名前が呼ばれる時は、ON"I"YAMAさんに聞こえてなりません。オニヤマさん...(笑)
そしてついに事務所内でもこんなものを見つけました!
イスラム教徒であるスタッフがお祈りをするための部屋かしらと思いきや、実はこれ、トイレの表示。"Washroom"(お手洗い)と書くつもりで、 "Wishroom" (願いごとの部屋?)になっていたのでした。