ついに最終回となってしまいました。前回の記事はこちらです。
今回はアフガニスタンのどのような方々の姿が見られるのでしょうか。最終回ということで我々も一層気合いを入れてウォッチしていきます!ぜひ最後まで一読ください。
アフガニスタン女子サッカーU-18代表チーム、広島へ
アフガニスタン女子サッカーU-18代表チームが、国連ユニタールの招待で広島を訪れています。3月24日に選手12名とコーチなど合わせて15名が来日。4月2日には、コカ・コーラウエスト広島スタジアムで行われる「広島ピースサッカーフェスティバル」に参加。スポーツを通した平和交流を行います。入場は無料となっています。
(2017年3月24日 hummelより)
アフガニスタン女子U-18が「広島ピースサッカーフェスティバル」に参加。
アフガニスタン女子サッカーU-18代表チームが、国連ユニタールの招待で広島を訪れています。3月24日に選手12 [...]
スタッフは全員女性!アフガニスタンで新雑誌とTV番組が誕生
アフガニスタンの女性たちは新雑誌や、テレビ番組の立ち上げを通して、メディアのあり方を刷新しようとしている。保守的なこの国で、過激論者の怒りを買う可能性はあるが、それを恐れず、女性たちの声を代弁しようとしている。これらは、マスメディアを使ってアフガニスタン人の権利を広め、その考えを変えていきたいという野心がある。戦争で荒廃した国において、そのような先駆的な行動には危険もある。多くの人たちがまだ、女性たちは家庭の外にいることにふさわしくないと考えているからだ。
20代の女性たちによるチームによって運営されているグラル誌は、「アフガニスタン初のファッション雑誌」と誇らしげに打ち出しており、100%アフガニスタンの事業でもある。雑誌名の「グラル」とはベルシャ語で「美しくて高価なもの」を指す。同誌はカルチャーやセレブリティの記事も掲載しているが、目的は教育だという。2008年にアフガニスタン議会で制定された家族法改正の問題などについても誌面で紹介している。
「ザンTV」は、アフガニスタンの女性たちについての問題を扱う。レイプやハラスメント、避妊、あるいは処女性に関するデリケートな問題などもすべて議論していくという。こういったテレビ番組は初めての試みだ。この番組はカメラマンを含む、22歳から30歳までの70人の女性編集スタッフを抱え、デジタル技術によって、アフガニスタン中に放映されている。16人の技術スタッフはすべて男性だが、サマルさんによればその分野で訓練された女性があまりいないからだという。しかしそれも変わっていくことを彼は望んでいる。
(2017年6月23日 AFPより 一部改変し抜粋)
スタッフは全員女性! アフガニスタンで新雑誌とTV番組が誕生
【6月23日 AFP】アフガニスタンの女性たちは新雑誌や今、テレビ番組の立ち上げを通して、メディアのあり方を刷新しようとしている。
アフガニスタンに女性警察官!
~漫画「アフガニスタンで警察官になった女性たち」~(イラスト・漫画 井上きみどり)
みなさんはアフガニスタンに女性の警察官がいると聞いてどんなことをイメージしますか?アフガニスタンというと女性が社会で活躍しにくいというイメージがありますよね?
しかしアフガニスタンには、酷い扱いを受けながらもたくましく自分の人生を切り拓いていく女性の姿もあります。この漫画では、彼らがどのようにつらい体験を乗り越えていったのか、その過程が克明に描かれています。中には目を背けたくなるようなシーンも登場しますが、ただ憤るだけでなく、つらい現実と向き合い、困難を乗り越えていく彼らの姿に、次第に励まされ、勇気づけられていくことでしょう。
アフガニスタンの女性に起こっている問題は、何もこの国特有の問題ではありません。どこの国にも、酷い扱いを受け、自尊心を傷つけられながら生きている人々の姿があります。この漫画は、虐げられた者が自分の受けた心の傷を乗り越え、人々を守る立場へと変容を遂げていく、力強い再生の物語とも言えます。リンク先にて読めますので、ぜひ一読してみてください。
記事はこちらから。
「アフガニスタンで警察官になった女性たち」取材漫画家 井上きみどり先生|開発途上国レポート|なんとかしなきゃ!プロジェクト
「なんとかしなきゃ!プロジェクト」は、海外のボランティア活動を探したい、国際協力NGOの活動現場を見学したい、フェアトレードを買いたい、あなたにできる国際協力を見つけて頂くための活動です。
最後に
アフガニスタンには女性の社会進出が特に難しい文化的背景があります。しかしその状況を乗り越えようと奮闘する女性たちの頑張りは、国境を越えて私たちにも元気を与えてくれます。
アフガニスタンの「紛争」や「差別」という負の側面だけではなく自分たちの社会を良くしようという活発な動きがあること、また私たちも彼女たちから学ぶべきことはたくさんあることを少しでも気にとめていただけたらと思います。そして、これからもアフガニスタンの女性の活躍をウォッチしていただき、繋がりを続けていただけたらと思います。
これで「アフガンの女性たち」は最後です。お読みいただきありがとうございました。