\n"; ?> JVC - 【no.291 特集-1】 生き残った私たち 2 - Trial&Error掲載記事

【no.291 特集-1】 生き残った私たち 2

2011年12月16日 更新

前号に引き続き、東日本大震災関連の取り組みを取り上げる。今回は原発事故が起きた福島県内での活動だ。そこで今も暮らしている人たちは何を思っているのか、また放射能の問題があるにもかかわらずJVCはどうして取り組むのか。どのように振るまうのか「正解はない」なかで、JVCが何を指針としているのかを読み取っていただきたい。(編集部)

活動概要:
福島県南相馬市の臨時災害FM放送局の運営支援

南相馬市の概況

南相馬市の地図南相馬市の地図

原発事故の影響により、南相馬市は南側の小高区全域が立ち入り禁止の「警戒区域」、中部の原町区が「緊急時避難準備区域(9月末に解除)」、同区西側が順次避難の「計画的避難区域」に指定されている。

活動の目的

南相馬市でのラジオの配布、及び放送の運営支援。FM放送の運営体制構築を目指し、市と市民の円滑な情報伝達を可能とする。

活動の経過

4月14日災害FM 放送がスタート。
5月上旬南相馬市の要請でラジオ1,300台を市に提供。
5月中旬放送局の運営支援のために楢崎が現地に赴任。
番組作りのサポートを開始する。
6月下旬県外に避難している方々がラジオを聴けるように
群馬県東吾妻市で避難する南相馬市民が
放送を聞けるように機材を設置。
9月11日震災から半年の特別番組を制作、放送する。

被害

死者/行方不明者 663人(9月1日時点)
避難者数 約3万人(人口約7万人)(9月1日時点)

No.291 生き残った私たち2 (2011年10月20日発行) に掲載】