【特集】我が振り正して他人に示す
CSO/NGO は自らの活動の有効性を問い直し正当性を担保する
今回の特集では、「CSO(市民社会組織)の開発効果」を取り上げる。JVC の現場の活動の紹介ではなく、また耳慣れないテーマでもあると思う。これは、NGOを含むCSOが普段実施している開発の活動の質を見直しより高めるための国際ルールをCSO/NGO自らが決めよう、というものだ。そしてそのルールは、CSO/NGOのみならず、政府による援助であるODAや、今や多様化している各種援助主体の活動にも影響を与えるものでもある。 こうしたルールを決めるための国際会議に出席したスタッフが見てきたことなどから、 どのようにしてこうした考え方が生まれてきたのかを紹介する。(編集部)
- 多様化する援助の世界、CSO/NGOは正当性を保てるか?(調査研究・政策提言担当 高橋 清貴)
- 「援助効果」と「開発効果」 21世紀における開発援助の焦点(フェリス女学院大学国際交流学部教授/JVC 会員 高柳 彰夫)
- 「CSO 開発効果」が生まれた経緯(代表理事 谷山 博史)
- 日本も国際的プロセスに参加する。(代表理事 谷山 博史)
- カンボジアにおけるCSO 開発効果とNGO 法の動き(カンボジア事務所現地代表 若杉 美樹)